健康法

鼠径ヘルニアの日帰り手術、手術時間や費用などの体験談

鼠径ヘルニアの日帰り手術、手術時間や費用などの体験談

以前、鼠径(そけい)ヘルニアの日帰り手術を受けたことがあるので、私の体験談が同じ症状で悩んでる方や手術を躊躇っている方の参考になればと思います。

鼠径ヘルニアとは?

「鼠径(そけい)」とは足の付け根の部分をいい、「ヘルニア」とは体内の臓器などが本来あるべき場所からはみ出している状態をいいますので、鼠径ヘルニアとは、お腹の中にある腸や腹膜などが足の付け根あたりから皮膚の下にはみ出す病気のことをいいます。

昔から言われている一般的な呼び方は「脱腸」ですね。

しかし、脱腸と軽く考え、放置しておくのは危険です。飛び出た腸や腹膜が戻らなくなり、血行障害や腹膜炎、腸閉塞などのリスクを高めてしまうため、早期治療が望ましいといわれています。

また、鼠径ヘルニアの治療は手術のみです。薬などで完治することはありません。

鼠径ヘルニアの原因

成人の鼠径ヘルニアの原因は加齢による筋膜の衰えと腹圧だといわれています。

私自身、筋膜の衰えは実感できないのですが、腹圧のかかる作業を行ったときに鼠径部に違和感を感じ、鼠径ヘルニアの症状が表れ始めました。

重たいものを持ち上げたり運んだりする以外にも、便秘や肥満、咳やくしゃみ、妊婦さんなども腹圧がかかるため、鼠径ヘルニアの原因となってしまうケースがあるそうです。

鼠径ヘルニアの体験談

私の体験談になりますが、鼠径部に違和感を感じたため、下腹部を見てみると、左側だけポコッと盛り上がって膨らんでいました。

その時は大した痛みもなかったので、あまり気にしなかったのですが、その晩、寝ている時に鼠径部の激痛で目が覚めます。その日は午前3時頃に目が覚め、それから朝まで一睡もできないほど。

昼間に痛みはないが、夜中に激痛で目が覚め、それから寝付けないという症状が数日続きました。

おそらく鼠径ヘルニアだろうとは思ってましたが、鼠径部の手術ってなんだか恥ずかしいですし、そもそも手術自体が痛そうなので、できる事なら手術はしないで放置したまま症状が軽くなればと甘い考えでいたわけです。

「安静にしてたら治るかもしれない」
「生活に支障がなければ手術しなくて済むかも」

なんて甘い事を考えながら数日間放置していたわけですが、症状は悪化していく一方なので、ついに手術を決意しました。

鼠径ヘルニアの手術法

まずは、鼠径ヘルニアの手術法や病院をネットで調べてみることに。

従来は鼠径管の入り口や腹壁の筋肉、筋膜などを縫い合わせる方法だったようですが、現在はメッシュを用いて鼠径部の弱い部分を補強する方法が主流のようです。

とはいえ、メッシュを用いた方法も、メッシュ・プラグ法、PHS法、クーゲル法、ダイレクト・クーゲル法など数種類の方法があり、どの方法で手術をしていただくか、かなり悩みましたが、再発のリスクが低く、手術時間が短いクーゲル法に決定。

クーゲル法は術式としては難しいようなのですが、筋膜の上ではなく筋膜の下にメッシュを挿入するため、再発のリスクが軽減され、筋膜とメッシュを縫い合わせるのではなく、溶ける糸で筋膜に一針固定するだけらしく、手術時間の短縮や術後の痛みや違和感なども軽減される、さらに、手術の傷は3~4cm、日帰り手術が可能などメリットが多いこともわかりました。

クーゲル法について調べてみると…

クーゲル法について調べてみると、米国のヘルニアセンターでクーゲル博士から直接、手術指導を受けた小田斉院長という方が見つかります。

クーゲル法の手術執刀数は2400例以上、クーゲル手術の術者としての手術件数は国内外で最も多い症例数、日本ヘルニア学会評議員、鼠径ヘルニアに関する学会発表や論文が多数、まさにクーゲル法の第一人者ともいえる先生。

「こんなスゴイ先生に執刀してもらいたいな」と思いながら、おだクリニックの住所を見てみると行けなくもない場所。

しかも、小田院長自らが執刀して下さるらしく、鼠径ヘルニア手術クーゲル法のスペシャリストに手術していただけるわけですから、手術に対する恐怖心も少し和らぎました。

すぐに電話予約して後日診察

おだクリニックに電話して診察日を予約。
県外からも診察&手術に来る患者さんが多いらしく、診察日も日時指定予約の患者さんが多かったです。

診察はエコーを使います。
診察の結果、やはり鼠径ヘルニアという診断。

鼠径ヘルニアは手術でしか完治しない事、
手術はクーゲル法を用いる事、
手術時間は15~20分程度である事、
手術中は眠っていて意識がない事、
費用は5~6万円で日帰り手術である事、

などを丁寧に説明していただき、クーゲル法に使われるメッシュも実際に触らせていただきました。

その時、小田院長から言われた、「鼠径ヘルニア手術クーゲル法は私の最も得意とする手術です!」という自信に満ち溢れた言葉が心強かったです。

手術日を予約し、手術・麻酔に関する同意書にサイン&捺印。手術日も決まったことで、手術の事前検査や看護師からの手術説明が行われます。

事前検査では、心電図や採血、血圧測定、レントゲン、検尿、問診など。手術説明は、手術前日や手術当日の注意点やスケジュール、持って行くもの、身に付けてはいけないものなど、美人な看護師さんから丁寧に細かく説明していただきました。

手術当日

おだクリニックは午前中に手術をするらしく、私の手術も午前中で、8時半に来院、9時頃から手術開始という感じでした。

8時半に来院して手術が始まるまでは、トイレや病室の場所の確認、着替え、血圧測定、血中酸素濃度測定、点滴の準備などがあります。

その後、トイレを済まして手術室へ。

手術は初めてではありませんでしたが、やはり手術室の独特な雰囲気には慣れませんね。手術室に入る瞬間が一番緊張します。

手術室には手術説明をしていただいた美人な看護師さんもいて、「今からこの人の前でパンツを脱ぐのか…」って思ったら余計に緊張したんですけど、鼠径ヘルニアの手術だけで2400例以上のクリニックに勤務している看護師さんですから、男性の下半身なんて見慣れてるわけですよ。そう思ったら、恥ずかしさよりも逆に安心できましたね。

手術は本当にあっという間!

手術台に横になってから手術が終わるまでは本当にあっという間でした!

それは手術中は眠ってて、手術中の意識がないからなのですが、手術室に入って5、6分の記憶しかなく、部位の毛を剃られたり、消毒されたり、あとは腰からの麻酔のみで後の記憶はありません。気が付いたら手術は終わっています。

唯一、腰からの麻酔だけは「痛っ!」って感じましたが、それも大した痛みではありません。

部分麻酔だと、先生や看護師さんの声、手術器具の音などが聞こえたり、血生臭いニオイが漂ってきたりで不安になる部分もあると思いますが、全身麻酔は眠っている間に全て終わっているので嬉しいですね。

手術に対する不安や恥ずかしさなんて、ほんの一瞬のことで、拍子抜けするほどあっという間でした。

「のんちんさ~ん?手術終わりましたよ!」って声で目が覚め、病室に戻り、病室のベッドで安静にしていたら、5、6時間後には麻酔も完全に切れて、自分の足で歩けますし、傷口は痛いといえば痛いのですが、我慢できないほどでもないし、そのまま日帰り手術で帰ることができました。

鼠径ヘルニアの術後

手術当日からシャワーはOK。2日目以降は入浴もOK。はじめの2、3日は傷口が痛み、しゃがんだり、寝返りを打つのが大変でしたが、4日目以降は痛みも治まりました。

また、切開したため、はじめは傷口付近に若干の腫れは見られましたが、今では傷口もほとんど目立ちません。

クーゲル法によって体内に挿入されたメッシュの違和感やツッパリ感などもありません。それどころか体内に挿入されてるはずのメッシュの存在感すらありません。

手術後2~3週間は激しい運動はもちろん、自転車やストレッチ、ゴルフなども禁止だそうですが、日帰り手術でも日常生活に支障が出ないことは実感しました。

費用も初診料合わせて6万円くらい。もちろん、保健適応ですし、生命保険の手術や入院特約に加入されている場合、給付金も受け取れます。

まとめ

鼠径ヘルニアの手術は国内だけで年間14~16万件だそうです。単純計算で毎日400人前後の方が全国のどこかで手術を受けているほど、鼠径ヘルニアは珍しくない病気だといえるでしょう。

もし、鼠径ヘルニアの症状で悩んでいたり、手術を躊躇っているなら、1日も早く手術して完治させたほうが安心です。手術に対する不安や恐怖心はあると思いますが、案ずるより産むが易しです。

鼠径ヘルニアの症状で悩んでる方や手術を躊躇っている方に私の体験談が参考になれば幸いです。

おだクリニックのホームページはこちら

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