ベジタリアン 健康法

ベジタリアンは健康なのか?魚菜食主義者の健康オタクがベジタリアンについて思うこと

2016/08/07

ベジタリアンは健康なのか?魚菜食主義者の健康オタクがベジタリアンについて思うこと

私は、牛肉や豚肉、鶏肉は食べない、魚介類や卵(無精卵)は食べる、乳製品は好んで食べない、一般的には魚菜食主義者として、ペスクタリアンやペスコベジタリアンと呼ばれるベジタリアンのタイプになります。

そんな魚菜食主義者の私が考えるベジタリアンと健康についてです。

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ベジタリアンとは?

まずは、ベジタリアンとは何か?

「ベジタリアン」は「ベジタブル」が語源になっていると思われている方も多いのですが、もともとはラテン語で「完全な、健全な、元気のある、活発な」などを意味する「ヴェゲトス」に由来しているそうです。

ただ、近年では以下のようにベジタリアンを定義されています。

菜食主義者。肉や魚などの動物性食品をとらず、野菜・芋類・豆類など植物性食品を中心にとる人。肉類に加え卵・乳製品なども一切食べないビーガン(ピュアベジタリアン)、植物性食品と卵を食べるオボベジタリアン、植物性食品と乳製品を食べるラクトベジタリアンなどのタイプに分かれる。引用:ベジタリアン

ですから、「野菜ばかり食べる人」というのは誤った認識なのですが、「ビーガンこそが真のベジタリアン」という方もいれば、「セミベジでもベジタリアンに違いない」という方もいて、ベジタリアンの種類もいくつかあるため、ベジタリアンの定義は曖昧なところがあります。

出典:魚を食べる菜食者は大腸がんになりにくい

そういった曖昧な境界線の話は置いといて、ここでは単純に、お肉を食べない人がベジタリアン、お肉を食べる人が非ベジタリアンとして考えてみましょう。

ベジタリアンと健康の関係について

お肉を食べない人がベジタリアン、お肉を食べる人が非ベジタリアンとして考えた場合、お肉を食べるか食べないかの違いしかなく、そこに健康を結びつけるのは難しいというより、ベジタリアンであることと健康・不健康は無関係だと思っています。

例えば、お肉を食べないベジタリアンの方が、お肉は食べないけれど、農薬と化学肥料で育てられた野菜や果物を食べていたり、トランス脂肪酸が使われているコンビニの食品ばかり食べていたり、栄養なんて気にせずにインスタントラーメンばかり食べていたら、それは確実に不健康だといえるからです。

食事だけでなく、適度な運動であったり、良質な睡眠、健康効果を意識した入浴法など、様々な要因によって健康体は作られる、そして健康を維持できると思っているため、ベジタリアンか非ベジタリアンかの違いだけで、ベジタリアンが健康なのか?非ベジタリアンが健康なのか?を判断することは出来ないわけですね。

肉食をやめてベジタリアンになることで得られる健康効果というのは確実に存在し、それは私自身の経験からも断言できるのですが、「ベジタリアン=健康」のように、ベジタリアンと健康を安易に結びつけて考えるのは良くないでしょう。

肉食をやめてベジタリアンになることで得られる健康効果

私の場合、肉食をやめてペスコベジタリアンになったタイミングと、ファスティング(断食)や糖質制限を始めたタイミングがほぼ同時期だったので、様々な健康効果を実感しましたが、これはベジタリアンになったことで得られる健康効果だろうというものを少しご紹介。

飽和脂肪酸の摂取量が減ってインフラメイジング防止

肉の脂身は飽和脂肪酸で特に牛肉は脂質が多いのですが、ベジタリアンになったことで飽和脂肪酸の摂取量が減り、老化現象の原因の1つであるインフラメイジングを防げていると考えられます。

消化酵素を節約して代謝酵素を活発化

タンパク質を体内に吸収するためには、消化によってアミノ酸まで分解する必要がありますが、消化に時間がかかる肉を食べないことで消化酵素を節約でき、代わりに代謝酵素を活発化させることができると考えられます。

精神面の健康効果

おそらく、ほとんどのベジタリアンの皆さんは実感されていると思いますが、肉を食べなくなると、心配事が少なくなったり、イライラしなくなる、感情的にではなく冷静に物事を判断できるなど、ストレスを溜めない精神面の健康効果があります。

なぜ精神的に安定するのかはわかりませんが、はじめは「あれ?俺ってこんな性格だったかな?」と自分自身の性格や思考の変化に驚きました。

もちろん、いつも感情的に、ある程度のストレスを抱えながら緊張感のある日々を送りたいという方もいるでしょうから、必ずしも万人に共通するメリットではありませんが、私は肉食をやめたことで得られた精神的な変化を楽しんでいます。

ベジタリアンという趣味

ベジタリアンになる理由やきっかけというのは、「動物愛護」、「環境問題」、「宗教」、「健康目的」などが考えられますが、ベジタリアンを続ける理由を突き詰めると、最終的には自分自身の満足感や達成感、高揚感などを得るための趣味といえるのかもしれません。

先日、妹と2人で焼き鳥屋に行きました。

普段、私は焼き鳥屋に行くとピーマンや長ネギ、しいたけなどの串物を注文するのですが、先日行った焼き鳥屋には野菜の串物がなく、私の食べられるものはありませんでした。そこで肉食の妹に言われた一言が、「お兄ちゃん、まだベジタリアン続けてるの?もうお肉を食べたら?」です。

どうやら身近な存在である妹ですら、ベジタリアンに対して勘違いしているようです。

私は、お肉が食べたいけれど健康の為に我慢しているのではなくて、ベジタリアンを続けることによって得られる体の変化や健康維持、精神的安定、好奇心や探究心を楽しんでいるわけです。つまり、私にとってベジタリアンとは趣味の1つなのです。

ゴルフが楽しくて、ゴルフを趣味として続けている人に対して、「まだゴルフ続けてるの?もうゴルフやめたら?」とは言えないように、ベジタリアンを趣味として楽しんでいる私に対する妹の発言は少しおかしいわけですね。ま、可愛い妹ではありますが。

先ほど、ベジタリアンと健康は無関係だと言いましたが、私の中では「ベジタリアン」という趣味と「健康維持」という趣味が2つあるだけで、「ベジタリアンだから健康」や「健康オタクだからベジタリアン」のように、2つを結びつけて考えられない理由はそういうことです。

ベジタリアンになりたい人へアドバイス

ここまで読んでいただいた方の中には、「ベジタリアンになってみようかな…」という方もいるかもしれませんね。

普段、私はベジタリアンを他人に薦めることはないのですが、何事も自分で経験してみるということは大事なことで、「ベジタリアン=趣味」として気楽に考え、一度ベジタリアンを経験してみるのは良いことだと思います。自分には合わない趣味だと思ったら止めればいいだけですから。

ただ、ベジタリアンになりたい人へ、いくつか注意点やアドバイスがあります。

最初はビーガンではなく、ペスコベジタリアンから始めよう!

卵、乳製品、魚、肉すべてを食べないビーガンは、ベジタリアン初心者が始めるにはハードルが高すぎます。

私は、徹底して動物性食品を摂らないビーガンの方をかっこいいと思いますし、尚且つ、健康を維持できているビーガンの方を尊敬しています。いつか私もそうなりたいという憧れもあります。

しかし、健康や栄養に関する知識を持って、それを実践できる環境があってこそ続けられるのであり、いきなり初心者がビーガンを目指すのはハードルが高すぎるため、まずは私と同じペスコベジタリアン(ペスクタリアン)から始めてみることをおすすめします。

ペスコベジタリアンは、肉は食べないが、卵、乳製品、魚は食べられるので、必須アミノ酸が摂りやすく、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)も摂取できます。ビーガンが最も不足しやすいビタミンB12も魚介類から摂取できますし、魚介類に含まれる成分、たとえば鮭やエビ・カニに含まれるアスタキサンチンなども摂れるので、栄養管理がしやすいという特徴があります。

最低限の栄養知識は身につけよう!

牛肉・豚肉・鶏肉はアミノ酸スコア100の良質なタンパク質で、牛肉には鉄分とビタミンB2、豚肉にはビタミンB1、鶏肉にはビタミンAとビタミンB2などの栄養素が含まれるのですが、どの栄養素も他の食品から摂れるものばかりですから、肉を食べなくても栄養的には問題ありません。

ただし、ベジタリアンになって、肉から摂っていた栄養素を他の食品に求め、他の食品で補わなければ栄養失調に陥ってしまうのはいうまでもありません。

ベジタリアンになって体調を崩す人がたまにいます。卵、乳製品、魚、肉すべてを食べないビーガンは経験がないのでわかりませんが、肉を食べない程度なら、栄養管理に気をつけていれば栄養失調や体調を崩すということは普通は考えづらいです。肉だけにしかない栄養素はありませんから。

ベジタリアンになって健康を損ねたら馬鹿らしいので最低限の栄養知識は必要です。

例えば、糖質は白米ご飯に比べ、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な玄米ご飯から摂ったり、脂質のコントロール、アミノ酸スコア100を意識した食事、肉を食べないことで不足しがちになる栄養素などは最低限知っておかないと危険ですし、知識だけあっても実践できなければ意味がないでしょう。

まとめ

私には肉料理は全般的に美味しかったという記憶があり、美味しい肉料理を食べることに幸せを感じる人も少なくありません。私はその幸せの邪魔をしたくないので、私から他人にベジタリアンを薦めることはありません。

ただ、一度はベジタリアンを経験してみることは損ではないと思います。先ほども言いましたが、自分に合わなければ止めればいいだけですし、肉体的や精神的にメリットになるような変化があれば、それは大きな発見であり、ベジタリアンを続けるかどうかは、そのメリットと肉食のメリットを天秤に掛け比較し選択すれば良いのです。

私は10代、20代の頃にベジタリアンの楽しさやメリットを体験する機会がなかったために、30代でベジタリアンになりましたが、もっと早くベジタリアンになりたかったと少し後悔しています。そういう意味でも一度はベジタリアンを経験してみるのは悪いことではないはずです。

今後はビーガンを目指し、栄養や食生活を考えて「これならビーガンとしてやっていける!」と確信できるように、これからも健康オタクとベジタリアンを続けていきたいと思います。

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