健康法

降圧剤の副作用といわれる認知症、それでも高血圧の薬をやめることができない高齢者の祖父母

2016/08/07

降圧剤の副作用といわれる認知症、それでも高血圧の薬をやめることができない高齢者の祖父母

私には、90歳近くになる母方の祖父母がいて、「高血圧の薬は飲まないでね!」と何度も忠告するのですが、祖父母ともに高血圧の薬「降圧剤(血圧降下剤)」を服用し続け、祖父は降圧剤の副作用といわれる認知症を患ってしまいました。

もちろん、降圧剤と認知症に確実な因果関係があるわけではありませんが、降圧剤の副作用が心配なので、祖父母には高血圧の薬を飲まないでほしいというのが私の本心です。祖父母に納得してもらうためにも高血圧について考えてみました。

Sponsored Links

降圧剤は飲まないでほしいと思う理由

はじめに、高血圧とは心臓から送り出される血液によって血管壁に与える圧力が基準値を超えている状態で、高血圧の状態が続くと、動脈硬化をはじめ、動脈硬化性疾患と呼ばれる狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの発症リスクを高めてしまうというのが高血圧に対する一般的な考え方です。

そのような発症リスクを回避もしくは低減するために、「血圧が正常値を超えてますね。血圧を下げるお薬を飲みましょうね」といって医師から降圧剤を勧められるわけですが、本当にそれが正しいのか疑問に思います。

高血圧と動脈硬化性疾患は関係がない?

内海聡医師の著書には以下のように書かれています。

ある研究では「血圧が高かろうと低かろうと、脳梗塞や心筋梗塞の発症率に変化はない」と結論づけられています。つまり、脳梗塞、心筋梗塞と血圧は関係ないということ。引用:1日3食をやめなさい!

これが本当に事実であって、高血圧と動脈硬化性疾患が無関係ならば、降圧剤を服用する理由は完全になくなります。ただ、これは今の段階では何ともいえないことなので、私は次のように考えています。

高血圧は動脈硬化をはじめ、動脈硬化性疾患の要因の1つではあるのですが、血圧が正常値を超えているからといって、必ずしも狭心症や心筋梗塞、脳卒中などを発症するとは限らないことや、血圧だけが正常範囲内であっても、HDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールのバランス、中性脂肪や血糖などが原因となって動脈硬化を進行させてしまうケースもあるため、血圧だけに固執するのはナンセンス。

高血圧の改善は動脈硬化性疾患を予防する手段の1つに過ぎません。私の祖父母を見ていると、血圧を測定して一喜一憂したり、血圧を下げることが目的となっているようで、動脈硬化性疾患の予防、そして、健康寿命を延ばすという目的から遠ざかっているように思います。

高齢者の高血圧

参照:おいしい健康情報が満載!理研ビタミン健康成分ラボ

日本人(30歳以上)の高血圧の人の割合は、男性60.0%、女性44.6%で、加齢とともに増えていき、男性では50歳代、女性では60歳代になると、半分以上の方が高血圧だといわれています。

これも内海聡医師の著書から引用させていただきます。

むしろ、血圧は歳をとったら、ある程度は上がらなくてはいけないものです。
いくら健康な人でも、老化現象からは免れられません。血管も同様で、歳をとるとだんだん硬くなって、血が流れにくくなります。これは、血液ドロドロの粥状動脈硬化とは違うタイプの、いわば血管そのものの構造的な動脈硬化です。
血管が硬くなると、血流が滞りがちになります。そこで全身に血を行き渡らせるためには、圧を強めて勢いよく血を流さなくてはなりません。だから、歳をとると、血圧は上がって当然なのです。引用:1日3食をやめなさい!

これには私も同意見でして、血液には栄養や酸素を運ぶと同時に、二酸化炭素と老廃物を回収するという大事な役割があるのですが、降圧剤によって血圧を下げてしまうと、体の隅々にまで栄養や酸素を運べない、二酸化炭素や老廃物も回収されないため、なんらかの問題が起こっても不思議ではないと考えられます。例えば、私のお爺ちゃんでいえば認知症ですね。

近藤誠医師の著書からも引用させていただきます。

人の臓器はどれも大切ですが、特に脳は人間が生きるために最も重要です。脳の重さは体重のわずか2%程度なのに、心臓は全血液の15%以上を送りこんでいることからも明らかです。
ところが動脈は、年をとるほど硬く細くなって、脳に血液がいきにくくなる。それを防ぐために心臓は以前より強く拍動し、血圧が上昇するのです。
したがって血圧の数値は、脳に十分血液がいくよう体が調節した結果であり、人の血圧に「基準」なんてないのです。上が160の人は160という血圧が、180の人は180という血圧が必要なのです。それなのにクスリで無理に下げてしまうと、かえって脳に問題が生じてしまうのです。引用:がん治療の95%は間違い

高血圧の薬は血液の循環を妨げるわけですから、認知症は降圧剤の副作用といっても過言ではないのかもしれません。

また、降圧剤の副作用としては認知症のほかにも、めまい、心臓病、発ガン、腎不全、胃腫瘍、うつ病、性機能低下(ED)、不妊症、肝機能低下、頻尿、眠気などがあるといわれていますが、各臓器や組織に栄養や酸素を運べないのであれば、そのような副作用があったとしても不思議ではないと考えるべきでしょう。

「高血圧の薬」の危険性と肝機能障害

「高血圧の薬」といっても、血管を拡張させる薬としてカルシウム拮抗薬、α遮断薬、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)、レニン阻害薬などがあり、血流量を減らす薬としてβ遮断薬や利尿薬、血管を拡張させ、血液量を減らして血圧を下げる薬としてARBと利尿薬の合剤など、様々な種類や作用があり、最近の新薬に関しては詳しくわかりませんが、私が把握している薬の種類だけでも70種類以上はあると思います。

私の祖父母も二人合わせて7種類の降圧剤を服用しているようで、血管を拡張させる薬であるカルシウム拮抗薬やアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)という種類の薬を服用しているようです。

代表的な降圧薬は、カルシウム拮抗薬とARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)だが、これらの代表的な降圧薬がガンの発生率を増すことをご存知だろうか。
また、カルシウム拮抗薬が長期的には心不全を増やすこと、ARBが心不全に使われた場合も突然死が起きることも、浜氏は指摘している。
これらの降圧薬は、明らかに血圧が高すぎて恒常性を逸脱しているものに限って使うべきであり、基本的に使えば使うほど体は悪くなっていくことを知らねばならない。引用:医学不要論

健康寿命を延ばすために降圧剤を服用しているつもりが、じつは降圧剤には副作用や危険性が伴っており、私の祖父でいえば、悲しいことに認知症を患ってしまった時点で健康寿命は尽きてしまったのかもしれません。

今の段階では、降圧剤と認知症の関連性を断言することはできませんが、降圧剤に限らず、薬を服用し続けることは肝臓に大きな負担がかかり、あらゆる代謝が低下するため、薬を服用し続けながら健康を維持するのは不可能ということは断言できます。

宇多川久美子氏の著書から引用させていただきます。

薬とは人工的な化学合成物であり、薬効とは人工物である薬を体内に取り入れることによって起こる化学反応であるということです。
肝臓は代謝を司る器官です。食べものも薬も外から吸収されるものはすべて、この肝臓が処理しています。薬という異物のダメージを真っ先に受け止めるのも肝臓というわけです。
薬に頼る生活は、その場の症状を緩和する代わりに、肝臓をはじめほかの臓器に影響を与えていること、そして最悪の場合、その先には、死が待っていることを忘れないでください。引用:薬が病気をつくる - 薬に頼らずに健康で長生きする方法

私はお酒は付き合い程度に飲みますが、薬は中学生ごろから一切飲んでいません。歯医者で親知らずを抜いたときやちょっとした手術の後に処方される抗生物質や化膿止めも全て捨ててきました。それは一時的な症状を緩和するためだけに、肝臓に負担をかけたくないからで、これからも一生、薬を飲むことはないでしょう。

血圧の基準値と降圧剤の売り上げ

血圧の基準値と降圧剤の売り上げは密接な関係にあり、血圧の基準値を引き下げることで降圧剤の使用者が増え、降圧剤の売り上げも伸びます。そして、これまでに何度も基準値は引き下げられてきました。

これも宇多川久美子氏の著書から引用させていただきます。

実は、私が薬剤師になった頃、血圧は「年齢+90m m h g」(上の血圧)がいわゆる基準値でした。50歳の人なら140、70歳の人なら160くらいあってもよかったのです。
ところが2004年にこれが見直され、65歳未満は129以下、65歳以上は139以下を目指すことという「高血圧治療ガイドライン2004」が出されました。
2004年の改定以降、高血圧が原因で亡くなる人が減ったかというと、そんなことはありません。
基準値が下げられた結果、起きたのは、「血圧が基準値を超える対処が必要な患者さん」の増加だけでした。
つまり、薬を飲んでくれる人がぐんと増えた。要はまた、病人が増えたのです。引用:薬が病気をつくる - 薬に頼らずに健康で長生きする方法

近藤誠医師の著書からも引用させていただきます。

高血圧患者が4千万人、高コレステロール血症3千万人、糖尿病は予備軍を含めて2300万人…と、日本にはすごい数の病人がいることになっています。
これは、薬を売るための策略としか思えません。
「このぐらいからは治療したほうがいいよ」という高血圧の基準が、たいした根拠もなくどんどん下がっているんです。長い間、最高血圧の基準は160mmHgだったのが、2000年に140に、2008年のメタボ検診ではついに、130にまで引き下げられています。
50歳を過ぎたら「上が130」というのは一般的な数値ですから、たいてい高血圧患者にされ、降圧剤を飲んで「治療」するハメになる。
その結果、薬品業界はホクホクです。1988年には降圧剤の売り上げがおよそ2千億円だったのが、2008年には1兆円を超えて、20年間で売り上げが6倍に伸びています。血圧商法、大成功ですね。引用:医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

最新の「高血圧治療ガイドライン2014」でも、「高血圧基準値は診察室血圧,24時間自由行動下血圧,家庭血圧で異なる。診察室血圧値は 140/90mmHg以上,家庭血圧値は 135/85mmHg以上,24時間自由行動下血圧値は 130/80mmHg以上の場合に高血圧として対処する。」となっています。

近藤誠医師のいわれる「血圧商法」という表現は少し大げさかもしれませんが、自分の家族や親戚など、自分の大切な身内が医療業界に“食いもの”にされている可能性があるのなら、医師の言いなりになるのではなく、自分で調べ、考え、自分なりの最善策を模索する必要性を感じます。

これはインフルエンザワクチンや予防接種に関しても同じことがいえます。

降圧剤を飲まない高血圧対策

ここまで「降圧剤は飲まないでほしいと思う理由」を述べさせていただいたとおり、私は降圧剤の服用を否定しています。しかし、高血圧をそのまま放置したほうが良いといっているわけではありません。

降圧剤を使って不自然に血圧を下げるのではなく、食事の改善や生活習慣の見直し、良質な睡眠、適度な運動、減量などによって自然に血圧を下げ、それでも血圧が高血圧治療ガイドラインの基準値を超えていたとしても、その血圧は体が調整した結果であり、今の自分には必要な血圧だと、私ならそう思いたいのです。

降圧剤を飲まない高血圧対策として、確かな結論が出ているわけではありませんが、高血圧の原因を考えることは高血圧の改善につながると思いますので、祖父母のためにも高血圧の原因からいろいろ考えてみたいと思います。

高血圧の本当の原因は?

一般的には以下のようなことが高血圧の原因とされています。

  • 塩分の摂り過ぎ
  • 肥満
  • 運動不足
  • タバコ
  • アルコール
  • ストレス

しかし、私の祖父母は減塩を心がけている、肥満体型ではない、祖父は認知症を患う以前は毎日1時間のウォーキング、祖母は自分の足で歩いて1時間ほどの買い物に行ける、二人ともタバコは吸わない、お酒はお正月やお盆に付き合い程度、ストレスは主観的なことなのでわかりませんが、祖父母の高血圧は、一般的にいわれている高血圧の原因には当てはまらないのではないかと思います。

ただ、血圧との直接的な関係性はわかりませんが、祖母の料理が甘めの味付けで糖質の摂り過ぎ、トランス脂肪酸であるマーガリンの使いすぎ、オメガ6脂肪酸系の調理油を使い、オメガ3脂肪酸不足、カリウムの摂取不足、精製塩や化学調味料の使いすぎ、きちんと「まごわやさしい」が摂れていないなど、祖父母の食生活が気になっています。

糖質の摂り過ぎが高血圧の原因である可能性

一般常識で考えると、糖質は血糖値を上げることはあっても血圧を上げるという話は聞かないため、糖質が血圧に関係しているとは考えられないかもしれませんが、夏井睦医師の著書には以下のように書かれています。

じつは私は、40代半ばごろから、次第に血圧が上がり始め、50歳前後から150/100mmHgという立派な(?)高血圧患者だった。
そんな私が、糖質制限開始から5ヶ月目に、何気なく血圧を測ってみたら、124/82mmHgとまったく正常になっていたのだ。この間、私がしたことといえば、昼食のご飯を食べなくなったことと、日本酒を飲まなくなったことだけである。降圧剤も飲まず、運動もしていないのだ。引用:炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学

糖質と血圧の関係性については説明できませんが、1年以上、スタンダード糖質制限(昼食だけ玄米ご飯を一杯食べる)を実践している私の2ヶ月前の健診で測った血圧は、108/65mmHgという高血圧ではない数値だったので、糖質の摂り過ぎが高血圧の原因の1つである可能性は否定できません。

ダイエット目的で糖質制限について書きましたが、関連性があるので良かったらこちらの記事もどうぞ。

精製塩と塩分の摂り過ぎについて

一般的に「高血圧=塩分の摂り過ぎ」という考え方が定着していますが、それよりも塩分の摂り方や排出の仕方を意識したほうが高血圧対策として有効なのではないかと思っています。

内海聡医師の著書から引用させていただきます。

嘘が流布しているということを、人々はどれくらい把握しているだろうか。
その嘘こそ「塩の嘘」であり、つまり「高血圧=塩の摂りすぎ」という大嘘のことだ。
実は現在、販売されている塩の大半は化学的に精製された「精製塩」であり、かなりヤバい加工がされた塩であるということをほとんどの人が知らない。精製塩のほぼすべてが塩化ナトリウムで構成されていて、天然の塩が持つさまざまな価値を残していないといえる。これが日本人の血圧を狂わせてしまっている元凶の一つと呼べるものだ。
精製塩は人間にとって必須なミネラル分(カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)がほとんど取り除かれており、その結果、体内のミネラルバランスを狂わせる。逆に天然の塩は人体に必要なミネラルが多数含まれており、体に有益なだけでなく、血圧もコントロールする作用を持つ。いわゆる生体恒常性が保たれやすい。引用:医学不要論

確かに、私のお婆ちゃんが料理で使用する塩は精製塩であり、さらにグルタミン酸ナトリウムである「味の素」や「アジシオ」を多用することもありますね…。

続いて、三石巌先生の著書からも引用させていただきます。

血圧を保つためには、食塩から摂取されるナトリウムとカリウムというミネラルの比率が重要なのだ。
高血圧の原因のひとつは食塩の過剰摂取ではなく、カリウムの不足といったほうが正しい。ナトリウムやカリウムは過剰に摂取されても、通常は適切な量だけ吸収されて、過剰分は速やかに腎臓から尿へ捨てられる仕組みになっている。この排泄能力が低い人は、体液のナトリウム濃度が高くなってしまうのだ。引用:健康常識100のウソ 間違いだらけの「家庭の医学」

カリウムはナトリウムの排泄を促し、降圧作用があるのは有名ですが、どうしても「高血圧=塩分の摂り過ぎ」という考え方が定着してしまっているので、カリウム不足という考え方は意識しづらい考え方なのかもしれません。

まとめ

このような理論武装を引っさげて、祖父母を説得し、降圧剤を使わない方向で納得してもらいたいのですが、これまでに何度も説得して失敗しているので、納得してもらうのは非常に困難だと思っています。

降圧剤をはじめ、薬が体に悪いことは知っている、でも、かかりつけのお医者さんが親切だから人の優しさに触れる機会がほしいや、体に悪いとわかっている化学調味料を使っても美味しい食事で余生を過ごしたいなどと、祖父母から言われれば、私の出る幕はないでしょう。

また、一度消滅した毛細血管は再生しないといわれていますから、降圧剤をやめても祖父の認知症が改善することはないのかもしれませんが、カラオケが好きで、老人会で囲碁を打って、盆栽に夢中になっているお爺ちゃんの姿を最近は全く見ることがなく寂しいので、孫として、親戚の叔父さんや叔母さんと相談しながら、祖父母の降圧剤服用をやめる方向で話を進められればと思っています。

追記:消滅した毛細血管は再生するようです。

私が毎日飲み続けているコンブチャクレンズに期待している3つの効果

Sponsored Links

-健康法

人気記事

1
酵素ドリンクを取り入れた半日ファスティングのやり方は?半日ファスティングで痩せる方法

私はこれまでに、3日間ファスティングは30回以上、1日ファスティングは10回程度 ...

2
酵素とは何か?簡単にわかりやすく説明

酵素は体の代謝に大きく関係していて、酵素が不足してしまうと代謝が悪くなり、免疫力 ...

3
子供の身長を伸ばすには食事が大切!必要な栄養素はサプリメントで補いましょう!

身長は高いほうが有利なことが多く、スポーツ選手やモデルという職業の選択肢が増えま ...