ダイエット 運動の健康法

散歩とウォーキングの使い分けで健康効果とダイエット効果を発揮する方法

2017/07/25

散歩とウォーキングの使い分けで健康効果とダイエット効果を発揮する方法

散歩とウォーキング、ニュアンス的に散歩は気分転換などを目的として歩く、ウォーキングは健康やダイエットを目的として歩くというイメージがありますが、どちらも「歩く」ということに変わりなく、どちらも健康効果とダイエット効果に期待できます。

なぜ、散歩とウォーキングを使い分ける必要があるのかというと、散歩だけでは効果が低い、ウォーキングだけでは継続が難しいという、どちらにもデメリットがあるからで、上手に使い分けることによってお互いの弱点をカバーし合えると思っています。

まずは「歩く」という動作が基本の運動効果から考え、散歩とウォーキングを使い分ける必要性についてです。

スポンサーリンク

「歩く」という動作が基本の運動効果

散歩もウォーキングも足を使って「歩く」という動作が基本になっている運動です。消費カロリーの低さからダイエッターには軽視されがちな運動ですが、歩く運動には消費カロリーや脂肪燃焼だけでは測れない健康効果があります。

① 脚の筋肉量を維持する

人間の身体で真っ先に筋肉量が低下するのは下肢、つまり、骨盤から足首までの脚の部分です。全身の筋肉は50代手前ぐらいまでは維持できますが、脚の筋肉だけは20歳を過ぎた頃から急激に減少していきます。

参照:いつまでも健康でいたい!筋肉のアンチエイジング | タニタ

全身の筋肉の約70%が脚の筋肉です。筋肉量が低下すると熱の生産が低下して低体温になりやすく、同時に免疫力が低下してインフルエンザ等の病気になりやすくなります。

また、第二の心臓とも呼ばれる「ふくらはぎ」の筋肉は、脚の血液を心臓に向かって押し上げるポンプの働きがあり、ふくらはぎの筋肉量が低下するとポンプの力も弱くなってしまうため、血流が悪くなってしまいます。

基礎代謝を低下させない為にも脚の筋肉量を維持するのは大切なこと。もちろん、脚の筋肉量を増やすに越した事はありませんが、今の筋肉量を維持するという意識を持って散歩やウォーキングに取り組むだけでも健康効果やダイエット効果に期待できます。

② 内臓機能や代謝機能の向上

歩く運動を続けると内臓機能や代謝機能の向上が期待できます。

全身に血液を運ぶ心臓の筋肉が発達、肺活量や肺機能の向上、肝機能低下を防止、血行改善から胃腸などの内臓機能にも好影響を与えます。また、高血圧や糖尿病、狭心症の予防・改善、動脈硬化の予防など、様々な病気の予防にもつながります。

内臓機能を高めて代謝を上げることは、筋肉量を増やすよりも効果的な基礎代謝の上げ方ですし、栄養の消化吸収率にも影響するのでダイエットにも効果的です。

③ 脳の活性化

歩く運動は足を曲げたり伸ばしたりの繰り返しですから、下半身に溜まった血液が心臓へ送り返されやすくなり、全身の血液の巡りが良くなります。脳細胞にも充分な酸素が送られることで脳の活性化へとつながります。

脳の活性化は、脳の老化を防いだり、良いアイデアが浮かんだり、ストレス解消などに効果があり、健康に良いのはいうまでもありませんが、満腹中枢や摂食中枢などの視床下部、痩せホルモン「レプチン」の受容体などにも影響すると言われています。

散歩とウォーキングの違い

散歩とウォーキングを使い分ける必要性の前に、「散歩」と「ウォーキング」の違いについて少し説明する必要があります。Wikipediaは以下の通りです。

散歩(さんぽ)とは、気分転換や健康のため、あるいは好奇心から、または特に目的地を設けずに歩く行為である。散策(さんさく)ともいう。
引用元:散歩 - Wikipedia

ウォーキングは、歩くことによって健康増進を目的とした運動である。
引用元:ウォーキング - Wikipedia

どちらも健康を目的として歩く、もしくは歩くことで健康になるという部分は同じですが、健康増進を目的とするウォーキングに対して、散歩は健康以外にも気分転換や好奇心という目的もあり、健康だけを目的としているウォーキングとは健康意識に違いがあります。

ウォーキングは効果も高く人気の運動

ウォーキングのほうが健康意識が高いという傾向があり、健康を目的としている運動ですから、効果が出るまでの期間や時間、距離や歩数や速度などを意識したくなります。

歩き方は姿勢を正し、腕を大きく振って、普段より歩幅は大きく、速度は速くという歩き方を意識したほうが消費カロリーも高くなるという実験データもありますし、脚の筋肉にかかる負荷が大きい分、散歩よりウォーキングのほうが健康効果やダイエット効果は高いと言えるでしょう。

そういう理由からウォーキング人口も年々増加して今では4000万人と言われています。それに伴い、ウォーキングウェアやウォーキングシューズなど服装や格好に拘ったり、ウォーキングの消費カロリーを計れるアプリや歩数計、偏光サングラスや防寒具などのアイテムにも人気を集めています。

ウォーキングはスポーツ性やファッション性を楽しみながら、健康効果やダイエット効果も高いですから、ウォーキング人口4000万人という人気にも納得できる運動です。

散歩は人目も気にせず気軽にできる運動

健康効果やダイエット効果はウォーキングのほうが効果的だと思いますが、「気軽さ」ではウォーキングよりも散歩のほうが勝っていると思っています。

先程も言いましたが、ウォーキングには専用のウェアやシューズという格好、そして、姿勢を正し、腕を大きく振って、歩幅は大きく、速度は速くというウォーキングの歩き方で、決められた時間や距離や歩数などをクリアする目標があり、ウォーキングを始めるにはそれなりの準備と覚悟が必要になります。

一方、散歩は健康だけを目的としていないので気軽にでき、格好は普段着でも良いですし、歩き方にも決まりはありません。時間や距離や歩数、散歩コースなどもその日の気分次第なので、いつでもどこでも散歩を始められます。

例えば、「犬の散歩」ではなく愛犬と一緒に散歩を楽しんだり、デジカメを片手に春は桜、秋は紅葉などを楽しみに散歩するのも良いですし、車では通らないような路地に入って散策すると新しいお店を発見できたり、健康だけを目的にしていないからこそ散歩には様々な楽しみ方があります。

散歩とウォーキングを使い分ける必要性

「散歩」と「ウォーキング」はどちらが良くてどちらが悪いというものではありません。散歩には気軽さ、楽しさ、継続し易さなどがあり、ウォーキングには健康効果やダイエット効果の高さ、スポーツ的なファッション性の楽しみ、目標クリア時の達成感などがあります。

それぞれ目的の違いから得られるものも異なるため、散歩とウォーキングを使い分ける必要性があると感じています。

例えば、サラリーマンの方が出勤前や帰宅後にダイエット目的のウォーキングをするのは大変。出勤前なら朝早く起きてウォーキングウェアに着替え、ウォーキング、シャワーを浴びて、スーツに着替えて出勤。帰宅後ならウォーキング後に遅い夕食、遅い入浴、遅い就寝時間から睡眠不足となる可能性が高く、どちらにしても継続が難しくなります。

それでも気合いと根性で続けられてダイエットに成功する人もいるでしょうけど、大半は三日坊主になったり、平日は控えて休日だけのウォーキングになってしまいます。三日坊主は論外として、1週間のうち1日だけのウォーキングでは期待通りの効果は得られないでしょう。

そこで使い分けたいのが「散歩」なのです。

散歩はウォーキングほどのダイエット効果はありませんが、ウォーキングの70~80%程度の消費カロリーがあるため、一応ダイエット効果には期待できます。しかも、ウォーキングウェアやシューズを準備する必要もなく、歩き方も自由で継続しやすい特徴があるため、普段の生活の中に取り入れる事でダイエットにも効果的です。

例えば、先ほどのサラリーマンなら、昼食は社員食堂ではなく徒歩10分ほどの飲食店で外食するとか、会社ではエレベーターを使わずに階段を使うとか、電車通勤なら1つ手前の駅で降りて帰宅するなど、歩く機会を少し増やすだけでも効果的です。

その程度なら毎日続ける事もそれほど難しくありませんから、平日はそういう感じで歩数を増やし、休日はウォーキングという使い分けができます。散歩だけでは効果が低い、ウォーキングだけでは継続が難しいという、お互いの弱点は上手に使い分けることによって補い合えるはずです。

スポンサーリンク

-ダイエット, 運動の健康法

人気記事

1
その野菜は子供が食べても大丈夫!?野菜の残留農薬を除去して安全に野菜を摂る方法

「トマト嫌い」や「ピーマン嫌い」という野菜嫌いな子供は多いですよね。子供に野菜を ...

2
酵素とは何か?簡単にわかりやすく説明

酵素は体の代謝に大きく関係していて、酵素が不足してしまうと代謝が悪くなり、免疫力 ...

3
子供の身長を伸ばすには食事が大切!必要な栄養素はサプリメントで補いましょう!

身長は高いほうが有利なことが多く、スポーツ選手やモデルという職業の選択肢が増えま ...